さめじまﾎﾞﾝﾃﾞｨﾝｸﾞｸﾘﾆｯｸ
書籍のご紹介
星になったぼくの弟
鮫島 浩二 (著)
単行本: 64ページ
出版社: アスペクト
ISBN-10: 4757222416
ISBN-13: 978-4757222410
発売日： 2013/6/25
院長の新しい本がでました。
元気に生まれてくることができなかったおとうとをおもうとき、
まさき君は、満点の星空を思い浮かべるのです。
8歳の少年の目を通して、命とは、生とは、死とは、について問いかけます。かけがえのないおとうとを亡くしたかなしみから生まれた、命の奇跡のメッセージ。親子で読んでほしい物語です。
「誕生死」という言葉があります。
おなかに宿っていた命が突然、その拍動を止めてしまう……。
「短い時間であったけれども、この世に誕生してくれた」という
我が子への思いを込めて生まれた言葉です。
この物語のモデルになったご家族も、私のクリニックで
2人目の赤ちゃんを誕生死で迎える経験をされました。
そのなかで、私はお兄ちゃんのまさき君から、
小さな子どもでも、誕生死を正面から受け止め、傷つきながらも、
人の死から学んでいるのだと知らされました。
まさき君を通して、人の死から学べる命の尊さを知ってほしい。
その思いにかられて物語を書きました。（「おわりに」から抜粋）
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